大阪で叶える快適な暮らし 住宅性能基準改定後はこう選ぶ!高性能住宅メーカーGUIDE » 快適な暮らしを叶えるために押さえておきたい住宅性能 » 24時間換気システムの導入義務について

24時間換気システムの導入義務について

ここでは、24時間換気システムについて解説しています。機能、導入義務化の経緯についてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

24時間換気システムとは?

24時間換気システムとは、24時間連続運転で建物内の空気を入れ替えるシステムです。窓を開ける自然換気だけでは不十分な、高気密な建物に対応するために義務付けられました。シックハウス対策の観点からも、重要なシステムです。この24時間換気システムは、2003年の建築基準法改正によって全ての建築物で設置が義務化されています。

近年住宅が高気密化し住宅の断熱性能は高くなりましたが、建材に使用されている物質やダニ・ホコリによるシックハウス問題が高気密化の影響を受け顕在化し、その対策として24時間換気が導入されています。

2025年の建築基準法改正による新義務

2025年の建築基準法改正により、新たに義務化されたポイントについてご紹介します。

省エネ基準を満たすことが求められる

新築住宅を建築するにあたっては、省エネ基準を満たすことが求められます。具体的には、「断熱等級4以上の性能を確保する」「一次エネルギー消費量等級4以上の達成」となっています。また、新築住宅に加え、増築を行う場合には増築部分にもこの基準が適用される点に注意が必要です。

さらに、2003年の建築基準法の改正以来、24時間換気の設置が義務付けられています。

具体的な換気回数について

上記で記載している通り、2003年の建築基準法改正によって、24時間換気システムが義務化され、1時間あたり0.5回以上の換気が行われています。

設計施工段階からメンテナンスまでしっかりと対応する必要がある

24時間換気は、風量や給気・排気バランス、ダクト抵抗など、さまざまな要因を考慮し適切に設計・施工されることで空気が基準通りに入れ替わります。そのため、設計に加えて施工品質を確保することが求められています。

また、換気システムは使用によってフィルターの目詰まりやファンの回転数低下などの問題が起きてきます。新築時に基準を満たしていたとしても、数年で換気量が基準以下となってしまう状況も考えられるので、しっかりメンテナンスしていくことが必要です。

24時間換気システムのメリットと注意点

24時間換気システムの導入によって、室内の空気環境が改善され、シックハウス症候群を予防できます。また、熱交換型換気設備を使用すると、換気時の温度変化を小さくでき、省エネ効果も期待できます。

繰り返しになりますが、24時間稼働するので故障を予防するためにもフィルター掃除やメンテナンスが非常に重要です。また24時間換気システムの電気代や稼働音について不安を感じている人もいるかもしれませんが、24時間換気システムの電気代は200円〜800円程度です※。

24時間換気システムの音がうるさくなった場合、考えられる原因のトップがメンテナンス不足です。フィルターや給気口に汚れが溜まっていると、モーターに負荷がかかり異音が発生するケースがあります。さらにこれを放置するとモーターの故障につながります。

参照元:ENEOS Power株式会社公式サイト(https://www.eneos-power.co.jp/article/basics-electricity/ventilation-fan-cost/)

健康で快適な住宅のためにも24時間換気システムは大切

ここでは、住宅における24時間換気システムについて解説してきました。24時間換気システムの設置は、法律で定められており、新築の場合には必ず設置しなければなりません。稼働させていることによって家全体の換気を十分に行うことができます。健康で快適な住まいを維持するために義務化されている24時間換気システムなので、設置後もしっかりとメンテナンスして使っていくようにしてください。