大阪で長く快適に暮らすためには、間取りやデザインだけでなく、住まいの性能が大切です。ここでは、知っておきたい5つの住宅性能についてご紹介します。
断熱性能とは、外の熱気・冷気が室内に流れ込むのを防ぎ、室内の熱を外に逃さない能力のことです。外壁と内壁の間に断熱材を入れたり、窓や屋根、床に断熱性の高い材料を使うことで、断熱性が高まります。
断熱性の高い住まいのメリットは、冷房や暖房の効きがよくなり、光熱費を抑えられる点。また、部屋ごとの温度差が少ないため、ヒートショックのリスクもなく、健康に過ごせる点です。
断熱性能を判断する基準は、「断熱等級」と「UA値」(ユーエー値)です。ホームページ上で断熱に関する情報や数値・等級、施工事例などが記載されている、あるいは面談時に断熱技術やこだわりについて説明してくれる会社なら、熱意を持って取り組んでいると考えて良いでしょう。
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気密性が高い住まいは、隙間が少ない=室内の空気が外に漏れにくく、外の空気が室内に入りにくいため、季節を問わず快適な室内環境を整えることができます。また、花粉・黄砂・PM2.5といった粒子の細かい汚染物質の侵入も防いでくれるので、アレルギーなどの症状軽減が期待できます。
気密性能を判断する基準は、隙間相当面積=C値です。隙間の合計面積(cm²)を建物の延べ床面積(m²)で割って算出し、「cm²/m²」という単位で表します。数値が小さいほど気密性が高く、0に近づくほど隙間がないことを示しています。高性能住宅を検討するなら、0.5を下回るような高い気密性能を目指しましょう。
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「耐震」とは文字通り、地震に耐える能力のことです。
柱や梁、主要な壁、基礎などを頑丈にして、地震の揺れに耐えられるような構造をつくります。耐震住宅を建てる際に注意したいのが、「耐震等級」です。地震による建物の倒壊・損壊のしにくさを1~3の指標で表したもので、最低基準である耐震等級1は、震度6~7の地震に耐えられるレベル。耐震等級2は耐震等級1の1.25倍、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の地震に耐えられる強さを表しています。
注意したいのは「〇級相当」という言葉。「耐震等級3」と「耐震等級3相当」では場合によって大きな違いがありますので、施工会社を選ぶ際はよく確認してください。
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住まいで快適に過ごすためには、高い換気性能を備えた全館空調住宅がおすすめです。換気性能が高い住宅は、窓を開けなくても室内の換気をスムーズに行い、室内の空気を清潔に快適に保ってくれます。また、換気システムに使われている換気扇やフィルターには、花粉やPM2.5などの外部からの有害物質を遮断してくれる役割もあります。
ただし全館空調住宅は、住宅の気密・断熱性が高くないと効果を十分に発揮できません。隙間から冷気や暖気が入り込み、冷暖房の効きが低下して電気代がかさんだり、壁の内部が結露したりするからです。このため全館空調住宅を建てる際には、各メーカー・ビルダーの断熱等性能や気密性能をよく確認することが大切です。
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「ZEH」とは「Net Zero Energy House(ネットゼロエネルギーハウス)」の略で、家のエネルギー収支をゼロ以下にする住まいのことです。ZEH住宅に決まった工法はなく、鉄骨造や2×4工法など、各社さまざまな工法や断熱材を使用し、独自の仕様で基準をクリアしています。
ZEH住宅を建てる際は、施工を「ZEHビルダー」に依頼しなくてはなりません。ZEHビルダーを選ぶ基準は、ZEHビルダー評価制度です。6段階で評価され、★6が最高評価(※)となっています(2022年9月調査時点)。あくまでZEH普及への貢献度を見るもので、ZEH住宅の品質を評価するものではありませんが、評価の高いビルダーは、ZEH住宅の施工実績が豊富なため、ノウハウや技術力に期待することができます。
(※)参照元:環境共創イニシアチブ(https://sii.or.jp/zeh/builder/search)
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