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高性能住宅の相場|大阪

「せっかく家を建てるなら高性能にしたい」とお考えの方のために、ここでは、大阪の高性能住宅の相場と、一般的な注文住宅との違いをわかりやすく解説します。

編集チームが独自調査!
大阪の高性能住宅の相場

高性能住宅を提供している100社について、編集チームが調査を行った結果、坪単価の相場は32.2万円〜160万円。最低価格から最高価格まで、約130万円もの差がありました。

なぜこんなに幅があるかというと、高性能住宅は、職人の技術力と断熱材の材料費などが大きく影響するから。どこまで気密性にこだわるか、どんな断熱材をどのくらい使うかなどによって金額が異なります。

他にもこんな費用がかかるのを
忘れずに

高性能住宅は、建築価格以外にもさまざまな費用がかかります。例えば、土地代。土地購入費や手続きにかかる諸費用はもちろん、土地の状態によっては、耐震性アップのための土地改良費などがかかります。

また、住宅の設計や施工について客観的な基準で評価する「住宅性能評価」や、その結果が記された「住宅性能評価書」を取得する場合は、一戸建ての場合で数十万円単位の費用がかかります。ZEH住宅にする場合は、省エネ、創エネの設備の導入が必要な上、ビルダーによっては、補助金の申請費用がかかるところもあるようです。

一般的な性能の住宅とどう違う?

「高性能住宅」とは、住み心地の良さや住宅の安全性を高めるために、さまざま工夫がされている家のことです。「この基準をクリアしたから高性能住宅」という明確な基準はありませんが、一般的には、「断熱性」「気密性」「耐震性」「換気性」「遮音性」などに配慮した住まいのことを言います。

高気密・高断熱で外気の影響を受けずに快適な室温を保てる高性能住宅なら、光熱費を抑えられる上、ヒートショックの発生も防げます。また、防音効果も期待できるので、周辺の音に悩まされたり、自分たちが出す声や音に気を遣わずに暮らすことが可能です。

施工してくれる会社規模によって
どう違う?

注意したいのは、同じグレードの高性能住宅を建てたとしても、ハウスメーカーや中堅ビルダー、地場の工務店では坪単価が異なるということです。

ちなみに、ハウスメーカーとは、全国規模で住宅の建築を手がけ、年間に数千棟~1万棟もの住宅を販売している企業のこと。工務店は、地域に密着して年間数棟~数十棟の住宅を手がける住宅建築会社、中堅ビルダーはその中間で、ひとつの都道府県や周辺2〜3県を活動拠点とし、年間数十棟〜数百棟を販売する企業のことを言います。

例えば、高気密高断熱を得意とするハウスメーカーの坪単価は、一般的に研究開発費や人件費、広告費などが上乗せされ高額ですが、その分、RC造や鉄骨造などの独自工法で性能を高めていたり、省エネ・創エネ設備や換気設備、高気密・高断熱などの性能のグレードが高い場合があります。

一方で、坪単価がリーズナブルな工務店では、自社職人が丁寧に施工をしてくれるものの、エクステリアや手数料、外構の費用を含めていない場合もあります。

こちらのページでは、大阪エリアで信頼できるビルダーをご紹介しています。ビルダー探しでお悩みの方は、ぜひチェックしてみてください。

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編集チームコメント

高性能住宅の気になる費用相場について、目安として坪単価でご紹介しましたが、施工してくれる会社によって、坪単価に含まれる費用は異なります。また、どんなグレードの建物にするかで、人件費や断熱材の材料費などが変わります。

住居は住み始めてからが本番です。建設費用が高くなっても、性能の良さによってその後のメンテナンスやランニングコストを抑えられれば、長い目で見たトータルコストはかえって安くなる場合があります。安易に坪単価だけで比較せず、さまざまな視点から、信頼できるビルダーを探してみましょう。

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