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高性能住宅の建築スケジュールについて

大阪で理想の住まいを形にする際、高性能住宅ならではのこだわりを反映させるには、ゆとりある計画づくりが大切です。断熱性や耐震性に優れた家づくりでは、一般的な住宅よりも検討事項が多くなる傾向にあるからです。

ここでは、高性能住宅を建てる際の標準的な流れと、スケジュールを立てる上でのポイントを整理しました。

基本的な建築スケジュールのイメージ

注文住宅を建てる場合、工事請負契約から引渡しまでの期間はおおよそ4〜6か月が一般的な目安とされています。

ただし、高性能住宅の場合は断熱・気密・設備仕様が一般的な住宅より複雑なぶん、設計や仕様決定の段階で余裕を持った期間を確保しておくことが大切です。HEAT20といった性能基準への対応や長期優良住宅、ZEHといった申請手続きが必要な場合、その審査期間も加味したスケジュールを組むようにしましょう。

契約締結から着工までの流れ

工事請負契約を交わしてから実際に現場が動き出すまでの期間には、住まいの性能を左右する重要な手続きが凝縮されています。特に気密・断熱性能にこだわる高性能住宅の場合、詳細な仕様確定や公的な申請に一定の時間を要するものです。スムーズに家づくりを進めるためにも、この時期にどのようなステップがあるのかをあらかじめ整理しておきましょう。

工事請負契約の締結

工事請負契約は、建物の仕様や工事範囲、金額、工期などを最終的に確定し、施主と施工会社との間で正式に結ぶ契約です。この段階では、見積書の内訳はもちろん、追加費用が発生する条件や支払いのタイミングについても十分に確認しておく必要があります。

署名した後の大幅な変更は、コストや工期に少なからず影響を及ぼしかねません。少しでも不安や疑問がある場合は、このタイミングですべて解消しておくことが、後々のトラブルを防ぐための第一歩となります。

建築計画・仕様の最終決定

契約を終えた後は、間取りの最終確認とともに、断熱材の種類や窓のグレード、設備機器といった細部を一つずつ決定していきましょう。

高性能住宅を建てる際には、ZEHやHEAT20、長期優良住宅などの高い基準を満たすための選択肢が多く、打ち合わせも密になりがちです。住宅性能を左右する重要なパーツを選ぶ過程となるため、担当者とじっくり対話を重ねながら納得できる選択ができるよう、スケジュールにはできるだけゆとりを持たせておきましょう。

建築確認・各種申請と工程調整

着工前には、建築基準法に基づく「建築確認申請」を提出し、公的な許可を得るプロセスが必須になりますすが、高性能住宅で補助金(ZEHなど)を活用したり、長期優良住宅の認定を受けたりする場合は、通常よりも審査や書類準備に日数を要するケースがある点に留意しましょう。申請が受理され、正式な許可が下りてはじめて、現場は着工の準備に入ることができます。

各種手続きの進捗は工期全体に影響するため、申請期間をあらかじめ工程に組み込んでおくことが大切です。

着工から工事中の工程とチェックポイント

住宅の建築が始まると、基礎工事から上棟、内部仕上げへと工程が目まぐるしく進んでいきます。各段階において施主が現場を確認できるタイミングがあるため、工程ごとの要点を把握しておくと、より主体性を持って家づくりを進められます。

着工・基礎工事

地盤調査の結果に基づき、地鎮祭や地縄張りを経て、いよいよ基礎工事がスタートします。基礎工事は、根切り・配筋・コンクリート打設という順序で進むのが一般的です。この段階で行なわれる配筋検査もまた、鉄筋の太さや配置が設計図面と整合しているかを確認する極めて重要な工程となります。

コンクリートの打設後は、十分な強度を確保するために養生期間を設けて乾燥させます。その後、型枠を外して土台敷きへと移行するのが標準的な流れです。

建方・上棟~中間検査

基礎と土台が完成したら、いよいよ柱や梁などの構造材を組み上げる建方工事に入ります。屋根の棟木まで組み上がった段階を「上棟」と呼び、希望する施主は上棟式を執り行うことも可能です。

上棟後は、筋交いや接合金物が設計図面どおりに施工されているかを確認する中間検査が行われます。構造体が壁で隠れてしまう前に確認できる貴重な機会なので、可能であれば施主も立ち会うとよいでしょう。

内部設備・仕上げ工事

外壁や屋根が完成したら、断熱材の施工・電気配線・給排水管の設置など、壁の内側に隠れる工事が進みます。高性能住宅では断熱材の種類や施工方法が仕上がりの性能を大きく左右するため、この工程はとくに丁寧に進める必要があります。その後、クロス貼りやフローリング仕上げ、キッチン・バスなどの設備取り付けを経て、建物の内装が完成します。

竣工検査から引渡しまでのポイント

工事が完了すると、いよいよ竣工検査と引渡しのフェーズに入ります。ここからは施主自身が積極的に関わるタイミング。設備の動作確認や書類の受け取りなど、確認しておくべきことを把握した上で臨むようにしましょう。

竣工検査(施主検査)

竣工検査では、行政や検査機関による法令上の完了検査とあわせて、施主も立ち会い建物の仕上がりを確認します。傷や汚れ、建具の開閉具合、設備の動作状況などを細かく確認し、気になる点はこの場で担当者に伝えることが大切です。事前にチェックリストを用意して臨むと、見落としを防ぎやすくなるでしょう。

引渡し前に修正依頼できる重要な機会なので、時間をかけてしっかり確認してください。

引渡し前打ち合わせと引渡し日

竣工検査で確認した修正箇所の対応が完了したら、引渡し前の最終打ち合わせを行います。各設備の操作方法や注意点の説明、保証書・取扱説明書・鍵などの書類一式の受け取りもこのタイミングです。

引渡し日には住宅ローンの融資が実行されて残代金の支払いが完了し、正式に建物の所有権が施主へ移ります。万が一の修正対応にも慌てずに対処できるよう、日程に余裕を持たせておくと良いでしょう。

入居後のサポート

引渡し後は、ハウスメーカーや工務店によるアフターサービスが始まります。

一般的に、引渡しから一定期間は定期点検が行われ、建物の状態を専任スタッフがチェックします。万が一不具合が発見された場合に備え、あらかじめ保証内容をしっかりと確認しておきましょう。

高性能住宅では換気や断熱設備のメンテナンスも重要なので、引き渡し時には入居後のケア方法もしっかりと確認しておくことが大切です。

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まとめ:高性能住宅の家づくりはスケジュール把握から始まる

高性能住宅の建築では、契約から引渡しまでさまざまな手続きや工程が積み重なります。それぞれの段階で施主が確認・判断する場面も多いため、全体の流れをあらかじめ把握しておくことが大切です。特に長期優良住宅やZEHへの対応を検討している場合は、申請手続きも含めた余裕あるスケジュールを設定しましょう。

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